【背景】
使い捨てコンタクトレンズの空ケースは、メーカー問わず全てポリプロピレンという素材で作られており、非常にリサイクルに適しています。そのため、コンタクトレンズを販売するアイシティとしてこの活動をスタートさせました。
2010年~2012年まではアイシティ内のみの取り組みでしたが、2013年より様々な企業様、学校様、自治体様と活動をさせていただいております。しかし、空ケースのリサイクル比率は未だ全体の1%未満にすぎません。
【これまでの回収量と寄付金額】
・空ケース回収
累計(2022年9月現在)498.03t
(4億9800万個分)を回収しています。
・二酸化炭素の削減
累計(2022年9月現在)1379.54t-CO2
(東京ドーム82.6個分)の二酸化炭素の削減に貢献しています。
・寄付金額
累計(2022年7月時点)11,291,519円
リサイクルにより得られた対価の全額を日本アイバンク協会へ寄付しました。
【社会貢献】
「アイシティeco プロジェクト」は3つの社会貢献につながっています。
①空ケースの再資源化による環境保全
ゴミとして燃やしてしまうのではなく、リサイクルを行うことでCO2排出量を削減します。
再資源化された安価な材料は、様々な製品に生まれ変わります。
②障がい者の自立・就労支援
アイシティの障がい者部門「市川チャレンジオフィス」では店舗や眼科で回収された空ケースのアルミシールをはがすなど、リサイクルの支援業務を行っています。
また、全国の社会福祉施設で作られた手作り小物を年間8万個買い取り、ご協力いただいたお客様へ、お礼としてアイシティ店舗にてプレゼントしています。この手作り小物は、地産地消をすることで、より地域社会に貢献していきたいと考えています。
③日本アイバンク協会への寄付
空ケースをリサイクル業者に買い取っていただいた収益を全額日本アイバンク協会に寄付しています。
アイバンクは角膜の病気による視力障害の方の視力回復のために、角膜移植を待つ方とドナーの架け橋の役目を果たしています。
アイバンクへの献眼登録の普及活動や献眼希望者が亡くなった時に角膜の摘出医を手配する活動を行っています。
※(公財)日本アイバンク協会とは
角膜移植が必要な方々が、視力を取り戻すことができるよう、角膜移植とアイバンクの啓発、普及を行うために設立された非営利の公益法人です。
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